BONNIE PINK/Present [J-POP]
2回続けてボニーピンク。
デビュー当時はそうでもなかったのに、今はフェイバリッド。古くからのファンが「変わってしまった」と言っているけど、ボクに取ってはその変化が好きになるきっかけだったみたい。音楽って嗜好品だと改めて実感。ボクに取っての転換点はどこだろう?と現在から過去に遡って聴き比べています。
2003年まで戻ってきましたが、このアルバムのサウンドも好き。ギターとピアノがミックスされた曲が多いなって印象。個人的にはどちらか一方でジックリ聴かせて欲しいなぁと思ったり。お気に入りはアコギの硬い音が印象的な③『Present』、対照的に3拍子のシットリとしたピアノとハイトーンヴォイスが切なさを感じさせる④『Need you』など。
ボニピン開拓はまだ続きます。。。
BONNIE PINK/ Every Single Day -Complete BONNIE PINK [J-POP]
Every Single Day -Complete BONNIE PINK (1995-2006)-
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2006/07/26
- メディア: CD
ボニーピンクがデビューした1995年はボクは中学生でした。PVを観た時、「なんだその赤髪は!?」と思っただけです(ウブな私でした)。ちょっとアングラ好きな人が聴いていた気がします。英語詞が多かったしね。ボクはやや荒い歌声が好きになれませんでした。
そして今日までの約10年超。昔からの芯の強さは変わらずとも、髪色はナチュラルに戻り、気付けば色気のある歌声を持つ歌手となっていました。良い年の取り方ですねー。
そんな彼女の歴史を実感できるのがこのベストアルバムです。ボクのお気に入りは、再びbonnie pinkを聴き始めるきっかけになった『過去と現実』(2000年)、すっかりメジャーになった『Tonight, the Night』(2003年)など。
タグ:BONNIE PINK
winnie/Dye Myself Black [J-ROCK]
こーゆーラウドで疾走感あふれるハードロックサウンドを
『エモ』とか『スクリーモ』って呼ぶらしいですね。
ボクは楽器をやっていることもあり、
音楽を聴く時は演奏技術も重視します。
その中でも正確なリズム感、グルーヴが求められるこれらのジャンルは好きなようです。
でもジャンルなんでどーでも良いんですよね。
良いものは良い。
とにかくこれを聴いた時は嬉しかったなぁ。
「見付けた!」って感じで。
久々の感覚。
男女ツインボーカルです。
これが男だけだったら多分好きになってません。
ヘビーなサウンドの中にも、可愛らしいメンバー・ioriの声が上手い具合に溶け込んでいて、
それが多分このバンドの魅力の8割。
坂本サトル/1:25 PM [J-ROCK]
素晴らしい音楽を創っているが、メジャーシーンとは無縁のアーティストは多くいる。
坂本サトルはそのうちの一人だろう。
しかし彼の違う所は、少しでも多くの人に届けようと、果敢にメッセージを発信し続けていることだ。
ソロデビュー時は、いわゆる「アコギ弾き語り系」にカテゴライズされていたが、
実際は分厚いバンドサウンドが最高に似合う男である。
アンデス地方の民族楽器・ケーニャ奏者の瀬木貴将氏とのコラボ作品は、
今回が初めてではないが、哀愁漂うケーニャの響きとロックの融合の完成度には毎回唸らされる。
長らく東北地方を中心に活動しているだけあって、
冬の寒さの中の温かさを感じさせる曲が並んでいる。
そういう意味では、11月のリリースは冬のお供として聴けてグッドタイミングだと思った。
DREAMS COME TRUE/その先へ [J-POP]
仕事が決まらず一番落ち込んでいた時期に、一番聴いていたのがこの曲。
『眠れない夜をもう何度もやりすごしたはずだろう』
『泣いて泣いて泣いた日も何とか持ちこたえたはずだろう』。
随分と繰り返し聴きました。
100回目のリピートくらいで、内定が取れました。
だからこの先も想い出深い曲となるのだと思います。
ドリカムは初期のアルバムを何枚か持っています。
この曲のPVを見た時、(今更ですが)ヴォーカルの吉田さんは
日本が誇る歌姫の一人なのだなぁと思ったのです。
追記:この曲を聴いて就いた会社は2週間で辞めました(笑)。
DJ KOMORI/URBAN KLASSICS [POP]
ご覧のような事情で、去年12月から1枚もCDを買っていない。
ボクに取っては異常なことだ。それはさておき…。
仕事が見付かり家計に余裕が出来たら、ボクは真っ先にこのCDを買うと思う。
DJ KOMORIを知ったのはホントに偶然。
どちらかというとクラブミュージック(彼はR&B専門だが)は全くの専門外。
それでも初めて彼のMIX CDを聴いた時、一発で惚れた。
選曲、トラック、繋ぎ、どれを取ってもセンスが良い。
ボクのような素人でも認識できるような仕事をする人を「プロ」と言うのだろう。
今作はUKのトップヒットを新旧織り交ぜて構成されたMIX CDらしいが、
その中でも彼なりのセンスというのが随所に光っている。
借金してまでも購入したいが、そんなことできないので試聴機だけで我慢。
それでも全部聴くと買った時の感動が薄れるから、まだ最初の方しか聴いてない。
…と掲載時には書きましたが、お陰さまで仕事が決まりましたので
真っ先に購入しました。
しばらくはヘビーローテーションです。
Thin Lizzy/Thunder And Lightning [HARD ROCK]
アイルランドの英雄、故フィル・ライノットが率いた
70、80年代を代表するハードロックバンド、シンリジィ。
この作品は解散を前にした最後のスタジオ・アルバムです。
タイトル曲の1曲目からフィル・ライノットのシャウトにやられます。
まるで唾が降りかかってくるよう。
そしてギタリスト、ジョン・サイクスが繰り出すサウンドの厚み!
ヴォーカル、サウンド、どれを取っても捨て曲なし!
シンリジィは激しさの反面、哀愁のテイストも持ち合わせているバンドですが、
この作品は「激」寄りだと思います。
でもその中に「哀」が見受けられたりもする(ラストだからって深読みし過ぎ?)。
個人的にはドライブとかでオンナの子に「なにかカッコいいロック!」と
リクエストがあったら迷いなくこの作品をチョイスします。
MY LITTLE LOVER/NEW ADVENTURE [J-POP]
個人的にはヴォーカルのAKKOは日本屈指のセクシー・ヴォイスの持ち主だと思っています。
特に下降するメロディーの丸め込め方とか。
プロデューサーの小林武史氏の仕事の巧さ、ということもあるのでしょう。
マイラバは邦楽では小学生の時、3番目くらいに好きになったグループです。
そういう想い出もあって久々に聴いた時、一気にあの頃の純粋?な少年時代の記憶が蘇りました。
歌詞の意味も10代と20代では耳の残り方が全然違います。
ヒットチャート爆走中の④ALICE、ドラマ『WITH LOVE』の主題歌⑥DESTYNY
等上質な90's J-POPを聴くことができます。
ACDC/Live [HARD ROCK]
perfume/⊿ [J-POP]
インディーズ時代から知っているので、近年の活躍を嬉しく思っています。
自分たちで駅前でビラ配りをしていたのが、
今や週刊誌を騒がすようなアイドルになったので不思議な気分。
で、そんな一連の騒ぎの中で、新作が登場しました。
ここからもリンクしているamazonのレビューを読むと、あまりの高評価に驚かされます。
プロデューサーはこれまで通り中田ヤスタカ氏。
今作はpefumeの作品というより、中田氏の作品という感じがしました。
かつて音楽評論家の富澤一誠氏は
「音楽にはポピュラリティ、リアリティ、オリジナリティが必要だ」と言っていました。
アルバムを全曲通して聴くと、どこに perfumeの存在があるのかはっきりしません。
サウンドが強すぎてperfumeの”リアリティ”が感じられません。
売れ筋を狙ったシングル曲と、アルバム収録曲を聴き比べてもその差は歴然。
最近の関心はperfumeが売れる売れない云々よりも、
音楽ビジネスの波に呑まれたperfumeが今度どのような道を辿るか、ということでもあります。